TT/PP

2026/08/08 13:35

01|What is TT/PP?


はじめまして、TT/PP(Takumi Takaso Printed Products)を運営している髙相拓己/Takumi Takasoです。

普段は建築やプロダクトの設計に携わり、アルゴリズムを使った設計とデジタルファブリケーションを研究・実践しています。

そこで得た技術とプロセスを、もっと身近に楽しめるかたちで届けたい——TT/PPは、その思いから始めたプロジェクトです。


02|形はデザインする、表情は生まれる


TT/PPでは、一つひとつの形を手で描くのではなく、形が生まれるルールを設計します。

たとえばシリーズ第一弾となる「POLY POT」は、多面体という一つのテーマから、面の角度や比率をわずかに変化させることで、無数のバリエーションを生み出しています。ここまでは、完全にコントロールされた設計です。

そこに3Dプリントという積層造形のプロセスが加わると、形だけでなく表情が生まれます。マルチカラーのフィラメントを使い、置いたときに積層方向があえて斜めになるようにする。レイヤーピッチを0.1mmまで細かくして、縞模様を密にする。さらに各面に異なる条件で光が当たることで、予測しきれない表情がうまれます。


03|二つとない、ということ


同じデータから作っても、同じものは二つとありません。

この偶然を、私は誤差ではなくデザインの一部だと捉えています。ルールは設計できても、そこから生まれる一つひとつの表情までは、完全にはコントロールしない。その境界にプロダクトを置くことが、TT/PPの一番の特徴です。


04|部屋に並んだときに生まれる風景


一つのプロダクトの中に表情の違いがあるように、色や形、サイズ、素材、そしてそこに添えられる植物までもが重なり合うことで、部屋の中にはまた新しい風景が生まれていくのだと思っています。

シリーズ第一弾の「POLY POT」から始まり、いずれは家具や照明、オブジェなど、暮らしを取り巻くより多様なプロダクトへと展開していきたいと考えています。


一つひとつの表情が積み重なって、空間そのものがTT/PPの表現になっていく——それが、この先目指していきたい景色です。